勘違い

以前から先輩方に「子供が出来ると生活が変わるよ」と言われることが多くあって、その度に内心「一理あるけど、大して変わらないだろう」と思っていました。私の両親は、少なくとも私の目から見れば私たち兄妹を育てながらも好きなことを続けていたように見えていたからです。父は還暦を過ぎてなお、冬はスノーボードに夏はトライアスロンに励み、母はガーデニングにパン作りに精を出していました。


ところが自分がその立場になり、大きな勘違いをしていたことを思い知りました。少なくとも妻は育児のために仕事を辞めたし、私も出来るだけ子育てには携わろうと思っていたのですが、否応無しに24時間は赤ちゃんを中心に回っていきます。食事も交代、もしくは抱きながら済ませることになるとは予想外でした。今日はご機嫌なほうで、たいていどちらかがあやしています。



そして生後2ヶ月で体重も倍近くになり、体力もついてきました。産まれた直後はおっぱいを飲んでいるか寝ているか、静かなものだったのですが、体力がつくにつれ泣き声も大きくなり、夜中に起きない日はありません。ちなみに赤ちゃんは日中も細切れに寝ているそうで、乳幼児に寝不足というものはないそうです。



という訳で、考えていた以上に赤ちゃんの存在は大きいものとなっています。その中毎週末イーストウィンドのトレーニングやレースの手伝いで北関東、北陸へ出ていたものですが、今週は事情もあって久しぶりに家にいる時間を作ることができました。