2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

帰国そして現実へ

赤ちゃんの成長とは早いもので、半月ぶりに帰宅すると息子は驚くほど成長していました。一昨日生後100日を迎えたため、今日は「お食い初め」です。この子がこの先、食べるものに困りませんように。 今年は春先パタゴニアへの遠征、帰国後は引っ越し、夏は海…

コスタリカ・世界選手権終了

アドベンチャーレース世界選手権の全行程を終え、サンホセから2時間ほどの田舎町にゴールしました。 昨日、スタート前に泊まっていたホテルに戻ってきたので、今日の夕方フロリダ経由で日本へ戻ります。10日ぶりに暖かいシャワーを浴び、ゆっくりと眠って時…

コスタリカ・レース10日目

数チームを見送り、チェックポイントを探しているとき、ふと気がつくと先ほどの馬に乗ったおじさんが一人で現れた。そして合点が行ったような顔をし、また着いてこいという顔をした。このおじさんは何者だろう。そして200mほど移動すると、我々が数時間探…

コスタリカ・レース9日目

明け方トランジションに到着し、次は156kmのマウンテンバイク。10日間の最後の難関であり、このMTBを終えるとゴールは目前だ。最初は一時間半でも寝て進もうと考えていたが、この中一度テントに入ってしまうと永遠に起きて来れないような気がした。また…

コスタリカ・レース8日目

深夜11時半起床。準備を整えて零時過ぎ出発。まずは35km程の川下り、河口直前に別の水路に入って北へ進む。零時半に出発すると、さすがに明るくなるまでたっぷりと時間がある。夜中に鳴く吠え猿や、上陸して休む他のチームを見かけたり、私たち自身も流…

コスタリカ・レース7日目

1時過ぎ起床。寝袋は使わなかったが3人用のテントに4人入って睡眠を取ったため暖かく、標高1500mほどの高地でも快適に眠ることが出来た。睡眠の効果はてきめんで、昨晩とは段違いのペースで前進することが出来た。この先、長い下りを終えると40kmの…

コスタリカ・レース6日目

悪夢のような下山を終え、流水で足を洗う。意識は朦朧としており、何人で下ってきたのか、メンバーの名前も思い出せなかった。川の音が音楽に聞こえ、川沿いにはあるはずの無い採掘場や車が見えた。下山地点のスタッフに呼び止められ、川沿いを下る正規ルー…

コスタリカ・レース5日目

ここから熱帯コスタリカのレースは趣を替え、標高4000m近い山脈のトレッキングへ入る。行程は100km近く、トップチームでも丸二日かかる計算である。我々は装備を交換し、食料を補給して登りに入った。標高2000m程度で森林限界を超える日本アルプ…

コスタリカ・レース4日目

3時間の睡眠後、朝4時頃起床。この日は100kmを越えるMTBで、間にスーパーマンと呼ばれるワイヤー下りが入る。15kmほど走りやすいダブルトラックを進み、川をボートで渡って明るくなったところでまずは800mのアップ。ギリギリ乗れるか乗れないかと…

コスタリカ・レース3日目

3時頃起床。二日間激しい運動を続けた後、たった1時間半の睡眠で回復するはずは無く、むしろ中途半端に緊張が解けて強烈に疲れが出てきたきもする。起きたところで雨が降ってきた。寝ている間でなかっただけ幸いだ。最初10kmのポーテージがあるために艇…

コスタリカ・レース2日目

朝4時頃出発したときにはどの方向に向かっているか全く分からなかったが、カヤックを漕いでいるとだんだん明るくなってきた。まずは河口まで漕ぎ進み、海岸線を北上する60kmほどのルートである。その途中、マングローブの中の細い水路を通り、チェックポイ…

コスタリカ・レース1日目

朝3時半起床、テーピングを固めて4時にホテル前から出発するバスへ乗り込む。レースのスタート地点はコスタリカの南端、パナマとの国境で、サンホセにある滞在先のホテルからは約8時間の行程である。途中、休憩を挟み昼頃スタート地点へ到着し、地元の小学…

レース2日前

レース二日前、選手登録も済ませてTVチームとも合流し、着々と本番に向けて準備を進めています。今年の初めにパタゴニアで惜しくも優勝をさらわれたニックの率いるイギリスのアディダス・テレックス、マグネス夫妻率いるアメリカのギアジャンキーもメンバー…