新しい生活

実家にお世話になっていた妻と息子が、産後一か月検診を経て戻ってきました。体重は1kg近く増え、体力も有り余っているようで何よりです。今までは私の方から週に何度か泊まりに行ったりする程度だったのですが、これからは夫婦二人で面倒を見て行かなければいけません。早速一緒に風呂に入って体を洗ったり、夜も一晩中ぐずっていたり、毎日が新鮮です。


仕事の方は毎年1月スタートの12月〆なのですが、今年はパタゴニアから帰ってきた後、死ぬほど辛い思いをした反動か奇跡的にコンスタントに取引をまとめることが出来て、実りの多い年でした。厳しい体験ほど貴重なもので、たいていの場合、諦めずに続けているだけで評価されるのも事実です。


そして12月のコスタリカで行われる、アドベンチャーレースの世界選手権の準備も本格的に始まりました。会社では私の首を賭けて協議中ですが、フライトはもう決まってあり、目標に向かって数学的なアプローチをとる他はありません。今回の距離は約800km、中南米に位置するコスタリカを、北はニカラグアから南はパナマまで、太平洋から大西洋へ横断する大規模なレースです。

一般的なレースと同様、男女混成の4人のメンバーが常に一緒に行動し、カヤック、マウンテンバイク、ランニングで地図を読みながらチェックポイントを巡ります。トップチームは4日間、最も遅くて9日間でゴールする計画なので、ハードなスピードレースになりそうな感じがします。

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