オクスファム出場記

昨年、パタゴニアから帰国後初めて出場した、オクスファム・トレイルウォーク。小田原から箱根を越えて、山中湖までの100kmを四人一チームで走破するチャリティイベントに今年も同じメンバーで出場してきました。


ふとしたきっかけから四人が集まり、最近は家族ぐるみで遊んでいます。お互い環境が大きく違うと散り散りになってしまうことが多いと思いますが、私たちは皆四人一緒にゴールするという共通の目標を持ち、日常の合間を縫ってトレーニングを積み重ねてきました(規模は違えど、アドベンチャーレースっぽいですよね)。


リレーではなく、「四人常に一緒で」100kmを完走しなければいけません。

献身的なサポートをしてくれたメンバーの家族、同僚に感謝です。

惜しくも連覇は叶わず、1位は香港から出場していたチーム、2位は東京在住の外国人チーム、我々は3位という結果でした。前もって立てていた目標タイムは、17時間切り。昨年優勝した時の実績は19時間半。そこから約1時間40分短縮ましたが、コース変更等もあり、17時間50分でゴールしました。


私自身は数百キロのレースを何度も走った経験があり、不安は無かったのですが、自分の力をどうチームに生かすことができるのかという面に腐心しました。やはり四人一緒に100kmもの距離を走ろうとすると何かしらトラブルが起こるもので、足を痛めたり、原因不明の体調不良に襲われたり、様々なことが起こるものです。朝スタートして日中走り、夜中まで山に入って山中湖畔のゴールに着いたのは翌日の午前2時50分。同業他社から出場しているチーム、この大会のために外国からやってきたチームとも話をする機会があり、大きく刺激を受けました。