マラソンのタイム出し

「フルマラソンの記録はどれくらい?」という話をよく友達とするのですが、せっかくランナーの集う駒沢公園の近くに住んでいるので、土曜の朝、ぐるぐる周回コースを回ってタイムを計ってきました。


このブログを書いている人が、一周何分で走ればマラソンに換算して目標のタイムが出るのか表にしていたので、トライするんだったらサブスリー(3時間以内)は達成したいという考えのもと「一周8分30秒、最低9分で一周する」という目標を設定しました。ちなみに駒沢公園のランニングコースは一周2140m、19.7周でフルマラソン。高低差は一周3m程度なので皇居よりは楽です。



スタートは朝6時、ランナーとして実力のある友人2人を誘って妥協を許さないように誓いました。朝飯は自家製のくるみパン、コーンポタージュ、カフェオレ、そして直前に鮭ご飯を一杯。コース脇にはアドベンチャーレースのスポンサー、MUSASHI リプレニッシュを入れたボトル、ジェル、ロールケーキを置いてフルマラソンに備えました。


スタート直後の2−3周は特段沢山食べた訳ではないのに腹が重く、先が思いやられましたが、その後はほぼ自動操縦で17周あたりまでは意識しなくても一周8分30秒で回ることができました。最初は友人がラップを取っていたのですが10周あたりで一人抜け、15周あたりでもう一人が遅れ、その後もペースを保って最後の端数だけ復帰した友人と走り、ゴールした時のタイムは2時間44分でした。思っていたより消耗も少なく、補給もリプレニッシュ500mlと水だけで十分だったので、曲がりなりにも過去3年間、レースにトレーニングに励んできた結果は現れているのだと感じます。もう少しマラソンに特化したトレーニングを積めば、数千人規模の大会でも上位に入れることが分かったのは収穫でした。


実際に体験してよく分かったのは、ペース配分の重要性でした。今回はコースもよく、混んでない時間に走れたので一定のペースで走りきることができましたが、これが慣れないコースだったり坂があったりするともっと難しかったかもしれません。私の実力では、一周8分30秒というのはちょうど良く、完走できるギリギリのタイム設定でした。一緒に走ってくれたランナーがいたのも大きかったです。それから食事はいいとして、もう少し食べ終わってから時間を空けることと、スポーツドリンク等で走る前に体内に水分を貯めておけば最初楽だったのかなと思います。睡眠も昨日は6時間ほど眠ったのですが、もう少しゆっくり寝てもいいかもしれません。