仕上げトレーニングDay3

昨晩はハセツネコースを逆回りで走りだし、11時頃御岳神社を過ぎた長尾平にて3時間ビバークをしました。2時に起床し、荷物をまとめて大岳山を目指します。人間のレム睡眠・ノンレム睡眠の周期にあわせて3時間睡眠を実践していますが、そのためかさほど眠くはありませんでした。


走り出してすぐ、雪が降って来たのでレインウェアのフードをかぶって動き続けます。ここまで小走り程度のいいペースできていたのですが、陽希さんの膝の調子がおかしくなってきたので急遽オオダワでトレーニングを中止し、ビバークのシュミレーションを行うことにしました。このときは既に一面真っ白の状態です。オオダワの公衆トイレに半分テントをつっこんで設営をしました。トイレはトイレですが、こんなときは雪が防げる場所が少しでもあると、とてもありがたいです。


そして今度は7時まで寝てみて、荷物を持ってみたり、牽引を試したりしながらロードを武蔵五日市まで走りました。標高が高いから雪が積もっているんだろう、早く下界に下りて雪の無いところに行きたいとずっと思っていましたが、予想に反して東京の街まで雪が積もっていました。そして僕は今回、人一倍寒さに弱いということを確認しました。他の人が大丈夫な状況でも、手がかじかんですぐ動かなくなることが多くありました。


そして最後は徒渉(装備を着用して川を渡る)のシュミレーションです。めちゃめちゃ寒いです。徒渉はコース近くの川を服を着たまま渡り、対岸にタッチして帰ってくるというのを一人ずつ試したのですが、陽希さんと僕が終えて岸に上がると、後ろでアケさんが溺れているというサプライズがあり、幸いにも救助のためもう一度川に突っ込むという充実したトレーニングができました。温泉の近くで良かったです。