トレーニングの振り返り(結婚1500日)

今週末は母の日。そして、結婚と同時に走り出して1500日目を迎えました。


結婚のタイミングで職場から至近距離にあった港区虎ノ門のマンションから、当時小学校で教員をしていた妻の職場との中間地点にある豊島区のアパートに引越し、通勤ランから本格的に走り出しました。それまでは学生の頃から独身時代にかけて主に自転車に凝っていたり、トレイルランに参加したりしていたのですが、結婚して3ヶ月目にロードバイクが盗難に遭ったこともあってそれ以降はランニングに専念することになりました。


アウトドア全般、マウンテンバイクからカヤック、ランニングでもロードバイクでも持久系の競技は何でも好きなので、どうしてもランニングをしたかったという訳ではありませんが、子供を授かると同時に妻があっさり退職し、さて次の住まいをどうするか考えたときには既に走って通勤できる距離、というのが一つの目安になったのは事実です。


こうして当時から付け始めていた毎日のトレーニングの記録(エクセルシート)が1500日を迎えました。振り返ってみると、累積走行距離は約20500km。月ごとの走行距離は下のグラフの通りです。モチベーションが高く、走れば走るほど実力が伸びた2011年後半から12年、13年のパタゴニアコスタリカでの大型レース直後の落ち込み、14年はサンティアゴ巡礼時に達成した800kmや、10月のロンドン後の不調(赤い丸)など、一つ一つの経験が如実に現れており感慨深いものがあります。偉そうに月500km位走らなきゃとかいっておきながら客観的事実を見るとそこまで走れてないような恥ずかしさも。感覚的には600kmを超える位で身体もモチベーションもいい状態で、通勤と空いている時間はほとんど走っているようなイメージでした(緑の部分)。この位になると数日体調を崩すだけで達成は難しい一方、やりすぎても故障するということで、謙虚さや柔軟さが大切になってくるのかもしれません。


一日あたりの距離を見ると、レースで100kmを超えた信越五岳や、去年のロンドンでのThames Path Challenge、Oxfam(赤い丸)を筆頭に、海外での大型レースや日本アルプスの縦走などが続き、10km - 20km強の大部分を占めるところ(緑の部分)は通勤ランです。