子育てと近況

毎年夏には必ず日本アルプスに登ったり、縦走登山をして自然を満喫していたが、今年は同僚を連れて行った富士山だけだった。



イーストウィンドの合宿や学生時代のテニス部の合宿で何度も通った富士山エリアだが、山頂まで登るのは初めて)


そしてひらすら子供の世話をしていた。もうすぐ2歳を向かえる息子は外で遊ぶのが大好きで、暇があれば外に出て公園を走り回ったり、車や電車を眺めたいと主張する。ちなみにわざわざバスに乗ったりもする。「乗るために乗る」。そして窓から外を流れる車を眺めている。その中でもパトカーや消防車等、働く自動車は大好きである。どういう働きをしているか分からないだろうに、不思議なものである。


ここ最近は野菜への食いつきが悪くなったので、朝は野菜、アボカド、バナナや蜂蜜を入れたスムージーを作ってパンを焼き(パン焼き機)、事情もあって来週からは保育園に通うことにした。朝は私が送ることになる。基本的に8時半から17時までが保育時間だが、さすがに毎日遅刻する訳にも行かないので朝は延長保育を使って8時から預けることにした。ついに集団生活デビューである。お迎えは初日は妻の実家にお願いすることにしたが、翌日からは私が対策を考えなければいけない。ブラジル・パンタナルでの世界選手権が近づいているが、少なくとも通勤でランニングのトレーニングを積むことはこの先一ヶ月難しそうである。毎日家事もやるようになって、改めて主婦の妻にどれだけ助けられていたか分かった。料理は究極のマルチタスク作業だと思う。


それでも、毎日子供の相手が出来るのは幸せである。一日中相手をしていると、昨日まで出てこなかった言葉を話せるようになった、新しい遊びを覚えた等の違いがよく分かる。初めて話した単語は、「アンパンマン」、最近の流行は「にんじんさん」である。「好き」「痛い」等の感情も表すようになった。「工事、ねんね(公園のブランコが工事中で、作業が一時中断しているとき)」など微妙に意味が通じるような話もするように。


私自身は理解のある妻のおかげでこれまで勝手にトレーニングをして、自由を謳歌していれば良かったのが、子供はそうはいかない。逆にこれまで社会からも、家庭でもどういうサポートを受けて育てられてきたのか実感するようになった。